肢体不自由児の事を考えた家作り(前編)

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こんにちは、ちょいダメおやじです

今回は、私たちが家を建てる際に考えた事を書こうと思います

内容が長くなってしまうと思われますので 

前編(家を建てる経緯と外観まで)と

後編(実際の家の中の作り等)に分けて書きたいと

思います

最後まで読んでいただけたら幸いです

情報が少ない

そもそも、なぜ今回家づくりの事を書こうかと思ったかと申しますと

「肢体不自由児のための家」という情報が少ないと思ったからです

私たちが、家を建てたのは約6年前です

その時に、いろいろな情報を集めましたが

バリアフリーに対してや、高齢者のための家づくりの情報はありましたが

肢体不自由児のとなると、情報がほぼありませんでした

現状は、6年前よりも情報は増えたと思いますが

まだまだ、少ないと思います

家を買うことは、大きな買い物ですし

失敗したくないと思う人がほとんどだと思いますので

今回のこのブログが、家を建てようとしている方達の

情報として役に立てば幸いです

田舎暮らしで知り得た状況

もともと私たちが暮らしていたところは、人が沢山暮らしている場所ではなく

山の中という言葉がしっくりくる場所に住んでおりました

子供が、小さいうちは時はあまり気にしておりませんでしたが

少しづつ大きくなるにつれ問題が多くなってきました

子供が将来通うであろう学校もそうですが

利用できる福祉サービスが、町の方に比べて圧倒的にすくないということです

当たり前の事ではありますが、人が多く住んでいる所の方が

利用できるサービスを提供している場所が多い。

そのこともあり、家を建てる時には町の方にしようと考えました

土地、住宅メーカー探し

子供を、特別支援学校に通わせたい思いがありました。

小学校に上がる前までに移住したいと思っていたので

期限は決まっておりました

逆算して、入学する2年ほど前から土地探し

並行して、住宅メーカー工務店回りをし

自分でも家づくりについて勉強しました

それらを見て回った経験から自分の理想は

「天然素材を使った家でバリアフリー」。

というのがざっくり決まりました。

理想が伝わらない

あるあるな話にはなりますが、担当してくれる営業マンと

話がかみ合わないことは多々ありました

この状態では、家を建てる話にはなりませんよね

一生に一度のマイホームをお願いするわけですから

私たちの家づくりは、一般的な住宅を建てるのと

大分、違っていて。。。。

その話をしても、私たちを納得させるだけの回答がない

という現状が長々と続きました

自分たちの理想が伝わらないのはなぜか?

情報が少ないと、前段で書きました

世の中に出ているバリアフリー住宅の情報は高齢者向けがほとんどです

私たちのような、子供を持つ親が望むそれは情報がほぼない状態でした

情報を発信してくれている人が少ないのもあるとは思いますが

私たちが求める家作りは、バリアフリー住宅という言葉だけでは済まないくらい

特殊であり 且つ 多種多様であるからではないかと思いました

ですので、住宅関係の営業の方に話を出しても伝わらないはずです

家を作ってくれた工務店

そんなこんなで、紆余曲折しているときに出会いがありました

私の妻の知り合いで工務店をしている方がおりました

住宅関係の仕事をしていることは知ってはおりましたが

なぜか、そこをスルーして動いてしまっていて

きっと、バリアフリー住宅の事で考え過ぎていたからかもしれません

話を聞いた社長が力にならせてほしいと相談にのってくれました

やっと、自分たちの話が伝わる人に出会えた訳です

木材のスペシャリスト!!

工務店の社長は、木材で住宅を作り上げるいわば匠ですので

天然素材を使った家作りはお手の物

後は、バリアフリーの多種多様な部分をどうするかということになります

いろいろ相談して車いすベースで生活がしやすいように作るということが

大雑把では、ありますが決まりました

基礎工事風景

私が直接撮った写真です

土地は、全部で約64坪ほどで長方形です

建平率は、60パーセントだったと記憶しております

車いすベースの家作りとなりますので1階部分が広くなります

土台部分で、約33~35坪位だったと思います

向かい側が、道路があります

玄関に、スロープをつくるので基礎は高いと思います

上棟風景

完成した所(外観)

道路側から

その反対の後ろから

天然素材を使った家作りがテーマでしたので外壁は

一般的なサイディングではなく塗り壁にしました

使ったものは、「白州そとん壁」というものです

住宅メーカーや工務店回りをしていた時に知ったもので

家を建てる時には採用したいと考えておりました

興味ある方は、インターネットで調べるのもいいですが

是非、実際に「白州そとん壁」を使ったお家を見た方が

イメージができるのでいいと思います

色も多数あったとは思いますが淡い色が多かったイメージです

玄関

車椅子の、載せ降ろしを考慮して車1台駐車分は屋根が

あった方がいいこととスロープを作ることもあったので

我が家は、カーポートではなく家の軒部分をだして

雨の当たらない駐車スペースとスロープを両立しました

玄関周辺が、囲われているので天気関係なく使い勝手がいいです

デメリットは、日当たりが悪くなることですが

そもそも、日当たり良好の場所ではないのであまり気にしてないです

前編の最後に

前編は、ここまでとしたいと思います

本当は、前編 後編と分けずに投稿したいと考えておりました

しかしながら、おやじの都合でなかなかブログを完成することができず。

でも、書くからにはしっかり思いを伝えたいので分けさせていただきました。

我が家を作ってくれた工務店

今もお世話になっております

工務店情報もここに載せます

株式会社 雅工務店(miyabi-koumuten.co.jp)

ホームページより問い合わせできます

私がブログを書く際に快く快諾していただけておりますので

興味がある場合は問い合わせしてみてください

後編も、頑張って書こうと思っておりますので

少しお時間くだささい

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました

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